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アーセナル前主将の移籍は完全消滅か…ヘルタがリヨンの22歳ボランチを獲得

text by 編集部 photo by Getty Images

リュカ・トゥサール
リヨンのリュカ・トゥザール【写真:Getty Images】

 ヘルタ・ベルリンは現地時間27日、リヨン所属のU-23フランス代表MFリュカ・トゥザールの獲得を発表した。22歳のトゥザールは今季終了まではリヨンでプレーし、来季からヘルタに加わることも併せて発表されている。

 なお移籍金はヘルタ史上最高額となる2500万ユーロ(約30億円)だ。契約期間の発表はなかったが仏誌『レキップ』は2025年までと報じている。

 トゥザールは2015年8月にリヨンでリーグ1デビューを飾る。強靭なフィジカルと豊富な運動量が持ち味のトゥザールは昨季公式戦42試合、今季もここまで29試合に出場するなどレギュラーの地位を確立している。

 ボランチが主戦場のトゥザールはU-23フランス代表では22試合に出場する。しかしポール・ポグバやブレーズ・マテュイディ、エンゴロ・カンテなどの実力者が揃うA代表にはまだ呼ばれていない。

 今回ヘルタは将来有望な若いタレントを獲得したことで、一時獲得目前とまで報じられてきたアーセナルに所属するスイス代表MFグラニト・ジャカ獲得は消滅したかもしれない。ジャカはサポーターに対して挑発的な態度を取ったとして主将を剥奪されクラブとの関係が悪化も報じられてきたが、ミケル・アルテタ監督就任後は好調を維持している。

【了】

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