国際サッカー連盟（FIFA）が18日、新型コロナウイルスの影響に対処するために電話会議を実施し、例外的な措置を講じることを全会一致で決定したと発表。

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　議題にあがったのはEURO2020やコパ・アメリカ2020の延期に伴う新しいFIFAクラブ・ワールドカップの日程、グローバルな支援基金の設立、そして選手の契約期間・移籍期間について。

　欧州各国のリーグは中断されており、現時点で再開の目処は立っていない。6月30日に契約満了となる選手もいるが、その日までにシーズンが終了するとは限らない。そのため、例外的に契約期間を調整することを検討しているようだ。それだけでなく、移籍期間に関しても変更する可能性があることを示唆している。

　FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長は「このような例外的な状況には、例外的な対策と決定が必要だ。この危機は世界全体に影響を与えているため、ソリューションは世界中のすべての利害関係者の利益を考慮する必要がある。私たちは今日、協力、連帯、団結の精神を再び示した。これらは前進する私たちの重要な推進力であるに違いない。全ての連合の会長の積極的な貢献と努力に感謝したいと思う。FIFAは全ての利害関係者と緊密に連絡を取り合い、直面している様々な問題に対処するために必要な措置を評価し実行する。サッカーコミュニティ全体の前進を期待している」とコメントしている。

【了】