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元バルセロナのストイチコフ氏、リーガ打ち切りを主張「このまま終わるのがフェア」

text by 編集部 photo by Getty Images

フリスト・ストイチコフ
【写真:Getty Images】

 現役時代にバルセロナなどでプレーした元ブルガリア代表のフリスト・ストイチコフ氏は、新型コロナウイルスの影響により中断されているリーガエスパニョーラの今季をこのまま打ち切るべきだと主張した。スペイン『コペ』のインタビューに語っている。

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 今季リーガは38節中27節までを終えたところでウイルスの影響により中断。スペインではウイルスの感染者・死亡者の増加が続いており、スポーツの再開に向けた明確な見通しは立てられない状況が続いている。

「今の状況を見てみれば、すでに戦い終えた試合でこのままリーガを終わりにするのがフェアだろう」とストイチコフ氏はコメント。中断時点で2部降格圏に位置していた3チームは残留させ、降格チーム無しとする形を提案している。

「降格はなくし、セグンダ(2部)の上位2チームを昇格させて(来季は)22チームのリーグにしてもいいだろう。その2チームも多くの試合に勝利するため頑張ってきたのだからね」とストイチコフ氏。スペイン2部ではカディスが首位に立ち、香川真司の所属するレアル・サラゴサが2位につける状況となっている。

 リーガ1部が現状のまま打ち切られたとすれば、ストイチコフ氏の古巣でもある首位のバルセロナが優勝チームとなることが想定される。だが欧州サッカー連盟(UEFA)のアレクサンデル・チェフェリン会長は、打ち切られたリーグのチームに対しては来季のチャンピオンズリーグおよびヨーロッパリーグの出場権を与えない可能性も示唆している。

【了】

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