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セリエA、ブレシア会長がウイルス感染明かす。リーグ再開には強硬に反対

text by 編集部 photo by Getty Images

マッシモ・チェッリーノ
【写真:Getty Images】

 イタリア・セリエAのブレシアのマッシモ・チェッリーノ会長は、新型コロナウイルスに感染していることを明らかにした。伊紙『レプッブリカ』のインタビューに語ったコメントを『コッリエレ・デッロ・スポルト』などが伝えている。

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 チェッリーノ会長はブレシアで3週間の自主隔離生活を過ごしたあと、家族と過ごすためプライベートジェットで故郷のサルデーニャ島に移動。だがその後検査を受けた結果、ウイルス感染が明らかになったとのことだ。

「(サルデーニャ島の)カリアリで2週間の隔離生活を過ごしてから病院で検査を受けた。娘がウイルスにかかっていることが明らかになり、息子は感染していなかった。そして私は今感染している。症状としては疲れが酷く、骨の強い痛みがある」と63歳の会長は話している。

 チェッリーノ会長は以前から、ウイルスの影響で中断されたセリエAの再開に強く反対し続けている。「肝臓の調子も悪いが、それはサッカーのせいだ。プレーできるかどうかの議論を今でもやっているのは馬鹿げている」と同会長は語る。

 セリエAで最下位に沈むブレシアはこのままリーグ終了なら降格となることが見込まれるが、「降格は恐れていない。セリエAにはまた戻ってくる」とチェッリーノ会長。充分な安全確保が不可能な状況での再開は無責任だとして反対を続けている。

【了】

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