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日本代表 4年前

日本代表、背番号1の系譜。川口能活と楢崎正剛の長きにわたるポジション争い、W杯で出場したのは1人のみ

日本代表は初出場となった1998年のフランスワールドカップから数えて6大会連続でワールドカップ本大会に出場している。背番号1を背負った選手たちは、大舞台でどのような活躍を見せたのか。今回はワールドカップで1番を背負った日本代表選手を大会ごとに紹介する。※所属チームは大会前時点、年齢は初戦時点のもの。

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

フランスW杯

0501daihyo1998
アルゼンチン戦の先発メンバー

監督:岡田武史
戦績:グループステージ敗退

背番号1:小島伸幸(ベルマーレ平塚)
生年月日:1966年1月17日(32歳)
個人成績:0試合出場/0失点


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 同志社大学を4年間で卒業できなかった小島伸幸は、5年生となった1988年にフジタ(後のベルマーレ平塚、湘南ベルマーレ)に加入した。しばらくは控えだったが、ベルマーレ平塚がJリーグに昇格した94年に正GKの座を掴むと、この年の天皇杯優勝、翌年のアジアカップウィナーズカップ優勝に貢献している。

 日本代表には29歳で初めて選ばれた。国際Aマッチでの出場は4試合のみだったが、22歳の楢崎正剛と川口能活とともにフランスワールドカップにチーム最年長で選出。本大会では背番号20をつけた川口能活が全試合でゴールマウスを守り、小島に出場機会が回ってくることはなかった。

 99年にアビスパ福岡に移籍し、2002年からはザスパ草津で選手兼コーチとしてチームのJFL、J2昇格に貢献している。28歳でベルマーレのレギュラーとなり、29歳で代表初選出を果たした大器晩成のGKは、40歳までプレーを続けた。

●アルゼンチン戦の先発メンバー

▽GK
川口能活

▽DF
中西永輔
井原正巳
秋田豊

▽MF
名良橋晃
山口素弘
名波浩
相馬直樹
中田英寿

▽FW
中山雅史
城彰二

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