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英国政府、スポーツ選手に入国時の隔離措置緩和か。CLやEL再開に前進へ

text by 編集部 photo by Getty Images

UEFAチャンピオンズリーグ
【写真:Getty Images】

 イギリス政府は、チャンピオンズリーグ(CL)出場選手やF1ドライバーなどトップレベルのスポーツ選手に対し、新型コロナウイルス感染拡大防止を目的とした入国時の隔離措置の緩和を認める方針を固めたとみられる。英紙『タイムズ』が5月31日付で伝えている。

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 先月22日には、英国政府は他国からの入国者や帰国者に対して14日間の隔離を義務付けることを発表。スポーツ選手も例外ではないとされ、中断されているCLやヨーロッパリーグ(EL)の再開に向けた大きな課題となることが予想されていた。

 だがその後、隔離措置の緩和に向けて方針が転換されつつあるようだ。詳細な移動計画・行動計画を作成した上で承認が得られれば、トップレベルのスポーツ選手に対しては例外的な対応が取られることが今後正式に決定されると見込まれている。

 CLではイングランドのマンチェスター・シティとチェルシー、ELではイングランドのマンチェスター・ユナイテッドとウォルバーハンプトン、およびスコットランドのレンジャーズが大会に残っている。隔離措置により大会棄権を余儀なくされるなどの状況は免れるかもしれない。

 8月頃の再開が見込まれるCLやELに関しては、準決勝以降あるいは準々決勝以降を1ヶ国での集中開催とする形なども議論されている。だが少なくとも、すでにアウェイでの1stレグを戦い終えている各大会決勝トーナメント1回戦の2ndレグについては、公平を期すため可能な限り本来の開催地での開催が目指されることが見込まれる。

【了】

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