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世界最高の右サイドバックは誰だ! RSB能力値ランキング6位~10位。イニエスタ2世がなぜここに?(19/20シーズン確定版)

シリーズ:19/20能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

9位:スペインのベテラン

ヘスス・ナバス
ヘスス・ナバスの能力値や今季リーグ戦成績など【写真:Getty Images】

DF:ヘスス・ナバス(スペイン代表/セビージャ)
生年月日:1985年11月21日(34歳)
市場価格:400万ユーロ(約4.8億円)
今季リーグ戦成績:27試合出場/0得点4アシスト


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 セビージャで通算13シーズン目を迎えている34歳のベテラン。もともとはキレ味鋭い「ドリブル」を武器とするアタッカーとして名を轟かせた選手であるが、現在はサイドバックとしてのプレーが基本となっているなど、新境地で日々進化を遂げている。その活躍が認められ、昨年にはおよそ6年ぶりにスペイン代表に復帰。34歳になってもなお成長を止めず、第二の春を謳歌している。

 下部組織時代も過ごしたセビージャでは主将も務めるなど、ピッチ内外で頼りとなっているヘスス・ナバス。そんな同選手の武器は数値「88」を記録した「スピード」だ。34歳となっても自慢の脚力はまったく落ちておらず、縦に飛び出す迫力は現在も満点。運動量も非常に豊富なため、90分間継続してサイドを疾走することを可能としている。このあたりは若手選手にもまったく劣っていないと言えるだろう。

 また、もともとアタッカーであったJ・ナバスは、当然ながら「ドリブル」の上手さも兼備。カットインする回数こそ減っているが、相手DFとの1対1の場面ではシンプルに縦へ突破し、高質なクロスを上げるなど、クラシカルな仕掛けを得意としている。そして、味方選手を的確に使う術も熟知しているのが恐ろしいところ。捕まえきるのが難しい、そんな存在と言えるのではないだろうか。

「フィジカル」は数値が落ちるJ・ナバスだが、ボールホルダーに簡単に振り切られない粘り強いディフェンスはピカイチ。能力の高さはもちろん、ここ最近の好調ぶりを考えても、右サイドバックランキングのトップ10入りは妥当と言えるだろう。

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