世界最高の左サイドバックは誰だ! LSB能力値ランキング16位~20位。移籍市場の目玉? ビッグクラブ注目の男が登場!(19/20シーズン確定版)
リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドを筆頭に、世界には数々のスター選手が存在する。しかし、それらの選手のどこが優れてどこが劣っているのかを知る者はあまり多くはないはずだ。今回フットボールチャンネル編集部では、世界屈指の実力者たちの各能力を様々なデータを参照して数値化し、平均値を算出。それをもとにしたランキングを紹介する(ポジションは主に所属クラブのもの、市場価格は『transfermarkt』を参考)。※成績は4月1日時点
2020年06月10日(Wed)7時00分配信
20位:復活を遂げたマンUのレフティー
DF:ルーク・ショー(イングランド代表/マンチェスター・ユナイテッド)
生年月日:1995年7月12日(24歳)
市場価格:1750万ユーロ(約21億円)
今季リーグ戦成績:18試合出場/0得点0アシスト
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サウサンプトンで頭角を現し、2014年にマンチェスター・ユナイテッド移籍を果たした24歳のレフティー。同クラブ加入後は右足複合骨折の重傷による長期離脱を経験、ジョゼ・モウリーニョ監督に冷遇されるなど厳しい時期を過ごした同選手であったが、昨季は公式戦40試合出場を果たすなど、ユナイテッドにおけるキャリア最高のパフォーマンスを披露。今季も主力としてチームをサポートしているなど、見事な復活を遂げた。
そんなルーク・ショーは身長185cm・体重75kgとサイドバックとしては十分なサイズを誇っているが、「スピード」に長ける選手でもある。縦への推進力があり、味方を追い越す動きは迫力満点。とくにサウサンプトン時代はこうしたプレースタイルがよく目立っていた。また、足元の技術力も高く、ビルドアップの面でも貢献できるのがショーの強み。最終ラインからチーム全体に落ち着きを与えられる存在だ。
そして、ユナイテッドでは3バックの左CBも務めるなど、守備のスキルも各段に向上した。とくに恵まれた体躯を活かした「フィジカル」の強さは十分で、相手とのデュエルでそう簡単に負けない点が最大の特徴。カバーリングやインターセプトの鋭さも身についており、失点を招くエラーが少ないあたりも大きな評価に値する。サイドバックとしての完成度が比較的高い選手と言えそうだ。
一方、攻守両面において穴の少ないショーであるが、飛び抜けた数値を記録した能力もないのが事実。平均値は大きく伸びなかった。また、やはり負傷離脱が多い点もマイナス評価に。今回は20位フィニッシュとなった。