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世界最高の10代選手は誰だ! 若手サッカー選手能力値ランキング6位~10位。アーセナルとマンUの新たな大器が登場!(19/20シーズン確定版)

シリーズ:19/20能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

7位:アーセナルの新たな大器

ガブリエウ・マルティネッリ
ガブリエウ・マルティネッリの能力値や今季リーグ戦成績など【写真:Getty Images】

FW:ガブリエウ・マルティネッリ(ブラジル/アーセナル)
生年月日:2001年6月18日(19歳)
市場価格:2500万ユーロ(約30億円)
今季リーグ戦成績:14試合出場/3得点0アシスト


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 それまでブラジルの4部リーグでプレーしていた男は、今季にアーセナルへ移籍。加入当初はまだ無名で、出場機会も決して多くはないと予想されていた。しかし、ブラジル人の若者は周囲の期待を良い意味で裏切るセンセーショナルなプレーを披露。プレミアリーグではここまで14試合で3得点、ヨーロッパリーグ(EL)では7試合で3得点3アシストを記録中と、チームの新たな兵器として申し分ない活躍を果たしている。

 そんなガブリエウ・マルティネッリのストロングポイントは「スピード」だ。豪快な走りで一気にゴール前まで顔を出し、最後はトップスピードを維持したまま決定的な仕事を果たすことが可能。やや強引さは否めないが、勢いに乗った「ドリブル」も見事だ。今季のプレミアリーグ第24節のチェルシー戦では80m独走弾を叩き込むなど、若いながら積極性も抜群に光る選手と言えるだろう。

 また、ゴールへの嗅覚もピカイチ。相手守備陣の穴を見つける眼を兼備しており、果敢にスペースへ飛び込んではフィニッシュに持ち込むことを可能としている。ボックス内でのポジショニングやフリーとなる動き直しなども光っており、ワンチャンスをしっかりとモノにできる選手だ。ブラジル人らしい高度な「テクニック」こそないが、頭を使ったプレーが冴える存在ということに異論の余地はない。

 やや粗削りな部分があるとはいえ、守備への意識もFWとしては十分。堂々とした姿勢が光るなど、「メンタル」の強さもチームにとっては非常に頼もしい。伸びしろ十分な19歳は今後どこまで成長を果たすか。注目だ。

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