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世界最高の10代選手は誰だ! 若手サッカー選手能力値ランキング6位~10位。アーセナルとマンUの新たな大器が登場!(19/20シーズン確定版)

リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドを筆頭に、世界には数々のスター選手が存在する。しかし、それらの選手のどこが優れてどこが劣っているのかを知る者はあまり多くはないはずだ。今回フットボールチャンネル編集部では、世界屈指の実力者たちの各能力を様々なデータを参照して数値化し、平均値を算出。それをもとにしたランキングを紹介する(ポジションは主に所属クラブのもの、市場価格は『transfermarkt』を参考)。※成績は6月19日時点

シリーズ:19/20能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

10位:AZ史上最高の逸材

ミロン・ボアドゥ
ミロン・ボアドゥの能力値や今季リーグ戦成績など【写真:Getty Images】

FW:ミロン・ボアドゥ(オランダ代表/AZ)
生年月日:2001年1月14日(19歳)
市場価格:1800万ユーロ(約21.6億円)
今季リーグ戦成績:24試合出場/14得点8アシスト


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 昨年11月にオランダ代表デビューを飾った注目の若手。アーセナルも獲得を狙っていた男はわずか17歳でトップチームデビューを果たした怪物であり、「AZ史上最高の逸材」との呼び声が高い選手だ。今季はリーグ戦24試合に出場。フィテッセのFWブライアン・リンセンと並んで得点ランキング3位タイとなる14得点を挙げるなど、ピッチ上で申し分ないパフォーマンスを発揮し、チームを2位に導いている。

 ミランやRBライプツィヒが獲得に興味を示しているというミロン・ボアドゥ。そんな同選手最大の武器は、数値「87」を記録した「スピード」だ。相手を一瞬で置き去りにすることを可能としており、ボールを持った状態でも勢いが落ちることはない。トップスピードを維持しながらボールを的確にコントロールする足元の技術があり、やや強引な部分はあるが「ドリブル」の破壊力も魅力的。CFだけでなくWGとしても十分機能する選手だ。

 さらに、フィニッシュワークも非常に上手い。ボールを受けてからシュートに至るまでがスムーズであり、相手に寄せられる前にゴールを襲うことが可能。俊足を活かしたオフ・ザ・ボールの動きにも定評があるなど、ストライカーとしての確かな嗅覚を持ち合わせている。また、今季リーグ戦で8アシストを記録している事実が示す通り、ポストプレーの質もピカイチだ。

 一方、身長183cm・体重67kgと小柄な体格ではないものの、「空中戦」にはあまり強くないのがウィークポイント。ペナルティエリア内でもっと強さを発揮するためには、このあたりをさらに伸ばすことが必須と言える。

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