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世界最高の10代選手は誰だ! 若手サッカー選手能力値ランキング6位~10位。アーセナルとマンUの新たな大器が登場!(19/20シーズン確定版)

シリーズ:19/20能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

9位:マンUに現れた若きフィニッシャー

メイソン・グリーンウッド
メイソン・グリーンウッドの能力値や今季リーグ戦成績など【写真:Getty Images】

FW:メイソン・グリーンウッド(イングランド/マンチェスター・ユナイテッド)
生年月日:2001年10月1日(18歳)
市場価格:2900万ユーロ(約34.8億円)
今季リーグ戦成績:22試合出場/5得点0アシスト


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 マンチェスター・ユナイテッドの未来を担っていくであろう生え抜きのFW。わずか17歳でトップチームデビューを果たしたその実力に疑いの余地はなく、オーレ・グンナー・スールシャール監督も「現陣容で最高のフィニッシャー」と同選手を高く評価している。チームでは絶対的なレギュラーというわけではないが、短い出場時間でも決定的な仕事果たせる貴重な存在として、確かな信頼を寄せられている。

 そんなメイソン・グリーンウッドは、シュート精度が抜群に高い選手だ。足の振りがとても速く、相手がブロックに入る前にボールを飛ばすことが可能で、狭いコースを確実に射抜くこともできる。フィニッシュワークも非常に巧みだ。また、左右両足のキック精度が高いのも同選手の武器。チームメイトのDFヴィクトル・リンデロフも「どちらかわからない」と語るほど、両足を遜色なく使うことができる。

 さらに、仕掛けのパターンの豊富さも同選手の持ち味。左右両足やボディフェイクを巧みに使うなど「テクニック」の高さがあるため、相手からすると動きが読めず、ボールを奪いにくい。「スピード」も非凡と、中央だけでなくサイドでも力を発揮できる選手だ。ポストプレーの質などはまだまだ伸ばしていく必要がありそうだが、FWとしての能力は18歳にして特別なものがあると言える。

 一方で数値を落としたのは「フィジカル」と「空中戦」。フィジカルコンタクトがより激しくなるセットプレー時などはあまり強みを発揮できず、無力化されてしまうことがしばしば。フィニッシャーとして化けるには、こうした部分の成長は欠かせない。

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