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PKでまさかの「ノールック」。フィルミーノ真似たホッフェンハイムFW、ドルトムント相手に1人で4得点も議論の的に

text by 編集部 photo by Getty Images

アンドレイ・クラマリッチ
【写真:Getty Images】

 現地時間27日に行われたブンデスリーガ最終節でボルシア・ドルトムントと対戦したホッフェンハイムは、4-0で大勝した。この一戦で全ての得点を決めたFWアンドレイ・クラマリッチが話題になっている。ドイツ『スカイ』などが伝えた。

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 クラマリッチはクロアチア代表の29歳。2015年1月にレスター・シティに加わったが、同年夏に加入した岡崎慎司にポジションを奪われる形となり、冬にホッフェンハイムへ移籍した。

 そのクラマリッチは、最終節のドルトムント戦で大暴れ。1試合4得点はクラブの歴史で初めてとのことだ。

 試合後、クラマリッチは「4点決めて6位でシーズンを終えることができてうれしい。キャリアでめったにないことだから、特にチームメートに感謝したい。1試合4得点がクラブで初めてとは知らなかった。もちろん、歴史に残ることはうれしいね」とクラブ公式サイトで語っている。

 ただ、そのクラブ初の快挙よりも話題になっているのは、クラマリッチが決めたPKだ。3-0で迎えた50分、クラマリッチはPKを担当し、GKに手にあたりながらも無事に決めている。ただ、シュートを打つ際に真後ろを見る「ノールック」でのシュートだった。

 『シュポルト・ビルト』は、「傲慢かクールか」と見出しをつけてクラマリッチのゴールを紹介。『スカイ』に対して同選手は、「あまり良いシュートじゃなかったね。3-0とかでリードしていたらやってみようと試合前に考えていたと言わなければいけない。フィルミーノのようにね」と述べた。

 ノールックの名手で知られるリバプールのフィルミーノは先日、自身のSNSで自粛期間中にノールックでシュート練習をする動画を掲載していた。クラマリッチはこれに影響を受けて、本番でチャレンジしたようだ。

 今季負傷による離脱が長かったクラマリッチは、ブンデスリーガ19試合で12得点を記録した。

【了】

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