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ボタフォゴ、再開に抗議しながらも6発大勝。本田圭佑は出場2戦目でキャプテン

text by 編集部 photo by Getty Images

本田圭佑
【写真:Getty Images】

 カンピオナート・カリオカ(リオデジャネイロ州選手権)リオ杯グループリーグ第4節のボタフォゴ対カボフリエンセ戦が現地時間28日に行われ、ホームのボタフォゴが6-2で勝利を収めた。ボタフォゴのMF本田圭佑は先発でフル出場している。

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 新型コロナウイルスの影響により中断されていたリオ州選手権は3ヶ月あまりを経て再開。ボタフォゴは時期尚早な再開に反対する姿勢を取り続けており、選手たちも試合前日には再開に抗議する共同声明を出していた。

 再開初戦となった試合でもボタフォゴの選手たちは、「良いプロトコルとは命を尊重するプロトコルだ」と書かれた抗議のバナーを掲げながら入場。またキックオフ前には選手たちがピッチに膝をつき、黒人差別反対運動への賛同も示された。

 ウイルスの感染拡大が沈静化していないことに加え、練習再開から8日と準備期間が不十分であることも再開反対の理由としていたボタフォゴだが、試合ではカボフリエンセを圧倒。6ゴールを奪って再開初戦を飾っている。

 本田も先発でフル出場。中断直前に行われたバングー戦でのデビューに続いてまだ2試合目の出場だが、早くもキャプテンマークを巻いてピッチに立った。

 この勝利でボタフォゴはグループ2位に浮上。現時点で7月1日に予定されるグループ最終節のポルトゥゲーザ戦の結果次第ではプレーオフ準決勝へ進出することができる。

【了】

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