13位：マンCの最終ラインの要

DF：エメリック・ラポルト（フランス代表／マンチェスター・シティ）
生年月日：1994年5月27日（26歳）
市場価格：6000万ユーロ（約72億円）
今季リーグ戦成績：10試合出場／0得点0アシスト

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　アスレティック・ビルバオで頭角を現した26歳のフランス代表センターバック。ジョゼップ・グアルディオラ監督にその才能を高く評価されてマンチェスター・シティへやって来たのは2018年のことで、以降同選手は実力者の多く揃うチームにおいても不動の存在となった。今季は怪我の影響で前半戦をほぼ棒に振ってしまったものの、リーグ再開後はコンスタントにピッチに立っている。

　エメリック・ラポルトは身長191cm・体重86kgと大柄な選手であり、その恵まれた体躯を活かした「守備力」に関しては確かなものがある「空中戦」の強さは攻守両面で相手の脅威となり、長い足と「フィジカル」の強さを活かした1対1にも定評が。さらに、ポジショニングの良さや読みの鋭さがあるなど、クレバーなディフェンスが光るのも、フランス代表レフティーの魅力であると言えるだろう。

　だが、同選手が最も大きく評価されているのはビルドアップにおける貢献度の高さだろう。とにかく左足から放たれる「パス」の精度は抜群で、最終ラインから攻撃をオーガナイズすることが可能。縦パス、斜めへのパス、ロングフィードの鋭さもピカイチであり、わずか1本のパスで一気にチャンスへ結びつけることができる。現代型CBとしての完成度は、ワールドクラスのものがあると言えるだろう。