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メッシ、伝説の“胸ゴール”。バルセロナに初のクラブ世界一もたらした決勝点【クラブW杯】

text by 編集部 photo by Getty Images

リオネル・メッシ
【写真:Getty Images】

 今季も4年連続7回目のリーガエスパニョーラ得点王に輝くなど、驚異的なペースでゴールを重ね続けているバルセロナのFWリオネル・メッシ。これまでに挙げてきた無数の得点の中には、意外な形で記録されたゴールもある。

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 メッシは現在までにバルセロナとアルゼンチン代表で合計703ゴールを記録。先月末に通算700ゴールを達成した時点での集計によれば、総得点の約83%を得意の左足で決めているという。

 残りのゴールは、約13%が右足でのもの。ヘディングでのゴールは多くはないが、約3.4%にあたる24点を決めている。そして、集計するメディアによっても異なるが「その他」の部位で記録されたゴールが2点または3点ほど存在している。

 そのうちのひとつは、クラブ世界王者のタイトル獲得を決める決勝ゴールだった。2009年FIFAクラブ・ワールドカップ決勝のエストゥディアンテス戦で延長後半に挙げた値千金の勝ち越し弾だ。

 延長後半5分、右サイドのダニ・アウベスからのクロスに飛び込んでディフェンスラインとGKの間に入り込んだメッシは、足でも頭でもなく“胸”でボールを押し込む。咄嗟の判断により生まれたこの1点が、バルサにクラブ史上初のクラブ世界一のタイトルをもたらした。

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