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久保建英、ビジャレアルで待つ新たな11人の仲間。起用ポジションは? トップ下か、ナイジェリアのロッベンと競争か?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】

ジェラール・モレノ(スペイン代表/背番号7)
生年月日:1992年4月7日(28歳)
今季リーグ戦成績:35試合出場/18得点5アシスト


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 2019年にスペイン代表デビューを果たした国内屈指の点取り屋。2018/19シーズンはリーグ戦8得点に終わったが、翌シーズンはその失速を巻き返そうと言わんばかりの活躍を見せ、リーグ戦35試合の出場で18得点を叩き出してチームをヨーロッパリーグ(EL)出場権獲得に導いた。個人としてもスペイン人最多得点者に贈られるサラ賞を受賞。イエローサブマリンのエースとしての仕事を見事に果たした。

 左利きのストライカーはボールを引き出す動きが抜群に上手く、シンプルにクロスを合わせたり意外性のあるドリブルから強烈なシュートを放ったりと、得点パターンも非常に多彩。ペナルティエリア内などでの落ち着きぶりも光っており、少ないチャンスを確実に仕留める技術力はピカイチと言えるだろう。クラブの顔でもあったサンティ・カソルラが去った今、この男への期待は果てしなく大きいと言える。

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【写真:Getty Images】

パコ・アルカセル(スペイン/背番号17)
生年月日:1993年8月30日(26歳)
昨季リーグ戦成績:11試合5得点1アシスト(ドルトムント)、13試合4得点2アシスト(ビジャレアル)

 パコ・アルカセルはバルセロナやドルトムントで主にスーパーサブとしてプレーした。ドイツでは公式戦47試合で26得点を挙げたが、アーリング・ハーランドの加入などもあり、今年1月にビジャレアルに完全移籍で加入している。

 パコ・アルカセルは類い稀な得点感覚を持っている。175cmと上背はないが、ゴール前でマークを外す動きや、GKの動きを見極めたシュートは非常にうまい。生粋のフィニッシャーは久保の加入によってその特徴をさらに活かすことができるかもしれない。

【了】

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