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欧州各国クラブ、主要移籍まとめ(1)。マンCに抜擢された2人の若者とは!?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

ボーンマスを支えたCB

ナタン・アケ
ナタン・アケの能力値や今季リーグ戦成績など【写真:Getty Images】

DF:ナタン・アケ(オランダ代表)
生年月日:1995年2月18日(25歳)
市場価格:2800万ユーロ(約27.6億円)
今季リーグ戦成績:29試合出場/2得点2アシスト(ボーンマス)
移籍先:ボーンマス→マンチェスター・シティ
移籍金:4530万ユーロ(約54.4億円)


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 チェルシーでプロデビュー後はレンタル移籍を繰り返すなどなかなか芽が出なかったが、2016年に加入したボーンマスで才能を開花。以降、同クラブには欠かせぬ守備リーダーとなった。その活躍が認められ、今夏にマンチェスター・シティ移籍を掴み取った。移籍金は4530万ユーロ(約54.4億円)とされており、契約期間は2025年までの5年間となっている。

 身長は180cmと他の並み居るセンターバックと比較すると小柄な部類に入り、「空中戦」が圧倒的に強いわけではない。しかし、コートジボワール人である父親譲りの身体能力の高さと俊敏性を活かした守備はピカイチ。カバーリングやコースを消す読みの鋭さも光るなど、DFとしての「IQ」も十分と言える。

 また、ビルドアップの貢献度も絶大。左足から放たれる「パス」の精度は抜群で、効果的な縦パスも躊躇なく次々と送り込むことができる。相手のプレスを受けても冷静にボールを扱う「テクニック」の高さと強心臓ぶりも見事だ。現代CBに求められるスキルを高いレベルで持っている選手と言えるだろう。

 CBだけでなく、サイドバックや中盤でも質の良いプレーを発揮できるため、シティでは様々なポジションで起用されることが予想される。ビッグクラブで自身の存在を示すことができるだろうか。

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