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欧州各国クラブ、主要移籍まとめ(1)。マンCに抜擢された2人の若者とは!?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

イタリア初上陸

アシュラフ・ハキミ
アシュラフ・ハキミの能力値や今季リーグ戦成績など【写真:Getty Images】

DF:アシュラフ・ハキミ(モロッコ代表)
生年月日:1998年11月4日(21歳)
市場価格:5400万ユーロ(約64.8億円)
今季リーグ戦成績:33試合出場/5得点10アシスト(ボルシア・ドルトムント)
移籍先:レアル・マドリード→インテル
移籍金:4000万ユーロ(約48億円)


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 ボルシア・ドルトムントで覚醒したことで、来季はレアル・マドリードの一員としてプレーするのではとも噂された。しかし、新天地はインテルに決定。契約期間は2025年までの5年間で、移籍金は4000万ユーロ(約48億円)。インテルがDFに支払う移籍金としては史上最高額となっている。

 モロッコ代表DFの最大のストロングポイントはやはり「スピード」だろう。タッチライン際を風のように走り抜けることが可能で、一瞬にしてマーカーを置き去りにする。さらに、そこへ「フィジカル」の強さも加わることでより破壊力が増す。勢いに乗ったこの男を止めるのは容易ではない。

 サイドバックとは思えない「攻撃力」も特徴的で、ダイアゴナルランでペナルティエリア内へ果敢に侵入するなど、動きに変化をつけて前線を活性化。隙があれば迷わずフィニッシュまで持ち込んでしまう恐ろしさも兼ね備えている。ダイナミックさは、世界でもトップレベルと言えるだろう。

 3-5-2のシステムを基本とするインテルでは引き続きウイングバックとしてプレーするはずだ。まだまだ「守備力」などは改善が必要だが、アントニオ・コンテ監督の下、どのような成長曲線を描くか。

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