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欧州各国クラブ、主要移籍まとめ(2)。新天地を求めた選手の能力値を紹介、今回はこの5人

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

イングランドの逸材がドイツへ

ジュード・ベリンガム
ジュード・ベリンガムの能力値や今季リーグ戦成績など【写真:Getty Images】

MF:ジュード・ベリンガム(イングランド)
生年月日:2003年6月29日(17歳)
市場価格:1100万ユーロ(約13.2億円)
今季リーグ戦成績:41試合出場/4得点3アシスト(バーミンガム)
移籍先:バーミンガム→ボルシア・ドルトムント
移籍先:2300万ユーロ(27.6億円)


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 バーミンガム史上最年少出場記録を保持する逸材はマンチェスター・ユナイテッド加入が目前とも言われていたが、ボルシア・ドルトムントへの加入が決まった。移籍金は2300万ユーロ(約27.6億円)とされている。17歳の選手にしては高額となったが、それだけ期待値も高いということだろう。なお、バーミンガムは逸材が背負っていた「22番」を永久欠番とすることを発表している。

 センターとサイドハーフをこなすイングランド人MFは、身長180cm・体重75kgという恵まれた体躯の持ち主である。その長い足を活かしたボール奪取の上手さに定評があり、相手を確実に潰す「フィジカル」も十分なレベルに。カウンターの起点となることも少なくないなど、展開力にも長けるのがポイントだ。

 上記した通り守備面ではアグレッシブなプレーを見せることが多いが、攻撃面ではしなやかなプレーで違いを生む。左右両足を巧みに使ったボールタッチは絶妙で、複数人に囲まれても簡単に失わないキープ力も兼備。得点力はそこまで高くないが、ゴールに至るまでの「ドリブル」のセンスや創造性などは、17歳とは思えぬものがあるとみていいだろう。

 将来のイングランドサッカー界を担っていく存在として大きな期待を寄せられているのは明らか。これまで数多くの若手を育てあげてきたドルトムントだが、この男も爆発するか。

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