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欧州各国クラブ、主要移籍まとめ(3)。久保建英を新たに支える中盤とは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

インテル不動の若きMF

ニコロ・バレッラ
ニコロ・バレッラの能力値や今季リーグ戦成績など【写真:Getty Images】

MF:ニコロ・バレッラ(イタリア代表)
生年月日:1997年2月7日(23歳)
市場価格:3600万ユーロ(約43.2億円)
今季リーグ戦成績:27試合出場/1得点5アシスト(インテル)
移籍先:カリアリ→インテル ※レンタルから完全移籍へ移行
移籍金:2500万ユーロ(約30億円)


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 カリアリで頭角を現した23歳の若きMFは、昨夏インテルに買い取り義務付きの期限付き移籍で加入。そのため、レンタル期限の切れる2020/21シーズンからは完全移籍という形でチームに残ることになる。インテルはローン費用やボーナス等すべて含め、移籍金総額約60億円ほどをカリアリの側に支払うことになるそうだ。

 イタリア代表のニコロ・バレッラは、すでにアントニオ・コンテ監督の下で主力としてプレーしている。豊富な運動量を活かしてピッチを縦横無尽に駆け回ることができ、身長172cmと小柄なもののハードな守備でボールホルダーを無力化することを可能としている。やや気性の荒い部分はみられるが、アグレッシブなプレーは同選手の持ち味と言っていいだろう。

 それに加え足元の技術は繊細。インテルでは確かなパスセンスを駆使して最終ラインと前線を繋ぐ重要な役割も担っている。また、スペースを見つける眼も非常に冴えており、絶妙なタイミングで中盤を飛び出しては攻撃にアクセントを加えている。

 23歳ながら現代サッカーでMFに求められる能力を高いレベルで兼ね備えるバレッラ。インテルにとっても、そしてイタリア代表にとっても同選手のような存在は大きいと言える。

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