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バイエルン、CL決勝予想スタメン全選手紹介。世界最高峰の陣容、6度目の頂点へ死角なし?【欧州CL決勝】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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ヨシュア・キミッヒ
【写真:Getty Images】

ヨシュア・キミッヒ(ドイツ代表/背番号32)
生年月日:1995年2月8日(25歳)
今大会成績:10試合出場/2得点2アシスト


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 本職はセントラルMFで、中断前までは中盤で起用されていたが、バンジャマン・パヴァールの負傷にともなって今月のCL再開から3試合連続で右サイドバックに入っている。ペップ・グアルディオラによって開花させられた才能はディフェンスラインでも影響力絶大だ。

 準々決勝のバルセロナ戦ではトーマス・ミュラーのゴールを絶妙なクロスでお膳立てし、後半にも自らゴールネットを揺らすなど1得点1アシストで8-2の大勝に貢献。準決勝のリヨン戦でも2アシストと気を吐き、絶好調を維持している。

 パヴァールは準決勝リヨン戦の後半に実戦復帰を果たしており、決勝で先発起用の可能性も残されている。その場合、キミッヒは本来の持ち場である中盤に入ってゲームをコントロールする役目を任されることになるだろう。

ジェローム・ボアテング
【写真:Getty Images】

ジェローム・ボアテング(元ドイツ代表/背番号17)
生年月日:1988年9月3日(31歳)
今大会成績:8試合出場/0得点0アシスト

 ニコ・コヴァチ監督のもとではパフォーマンスが著しく低下し、レギュラーポジションを失いかけていたが、ハンジ・フリック監督の就任とともにトップフォームを取り戻して完全復活を遂げた。

 準決勝のリヨン戦の後半にニクラス・ジューレと交代し、試合後の記者会見でフリック監督は「筋肉系の問題があった」と明かした。それでも大事には至らず、決勝の出場に影響はなさそうだ。ディフェンスラインで唯一の本職センターバックの選手として信頼は厚く、攻守に存在感は大きい。ピッチを離れればバイエルン屈指のファッションリーダーでもある。

ダビド・アラバ
【写真:Getty Images】

ダビド・アラバ(オーストリア代表/背番号27)
生年月日:1992年6月24日(28歳)
今大会成績:7試合出場/0得点0アシスト

 オーストリア代表では攻撃的なポジションを務め、バイエルンでも長らく左サイドバックが定位置だったが、今季のセンターバックへのコンバートが大成功。いまや不動の存在となった。

 もともとサイドバックだけあって、スピードは一般的なセンターバックのそれを凌駕する。さらにボールを持ったまま前進したり、広範囲にパスを配ってゲームを組み立てたりと多彩な活躍ぶりを披露している。カバーリング範囲の広さは、隣で爆走するアルフォンソ・デイビスの大きな助けにもなっているだろう。

アルフォンソ・デイビス
【写真:Getty Images】

アルフォンソ・デイビス(カナダ代表/背番号19)
生年月日:2000年11月2日(19歳)
今大会成績:7試合出場/0得点4アシスト

 バイエルンにおける今季最大の発見は、間違いなくアルフォンソ・デイビスだ。度胆を抜くスピードで左サイドを爆走し、アシストを量産。瞬く間に名門バイエルンのレギュラーポジションを射止めた。豪快な攻撃参加のみならず、全速力で帰陣しての守備にも世界最高クラスのスピードが力を発揮する。

 ガールフレンドもカナダ女子代表のエースとスター性抜群で、私生活も順風満帆。ところがなんと、その彼女はPSGの女子チームに所属しているのである。今回のCL決勝に限っては愛を取るか義理を取るか…究極の選択を迫られることになるかも!?

【次ページ】MF

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