フランス1部のリヨンに所属する21歳のフセム・アワールは新型コロナウイルス感染の陽性反応が検出され、新シーズンのリーグアン初戦を欠場するとともに、フランス代表からも離脱することを余儀なくされた。

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　リヨンは27日にクラブ内で実施したPCR検査の結果を翌28日に発表。唯一アワールが陽性となり、無症状ではあるがすぐに隔離されたことが明らかにされた。チームの全体練習に復帰するのは10日後から15日後頃の見通しだとされている。

　昨季のチャンピオンズリーグ（CL）で勝ち進んだ影響により2020/21シーズンのリーグアン開幕戦が延期されていたリヨンは、28日に新シーズンの初戦となる第2節のディジョン戦を戦って4-1の勝利を収めた。アワールはこの試合を欠場している。

　27日に発表されたUEFAネーションズリーグに向けたフランス代表メンバーにも初招集を受けていたアワールだが、参加は不可能となった。フランスサッカー連盟（FFF）は代役としてベティスのMFナビル・フェキルを追加招集することを発表している。

　アワールは2019/20シーズンのリヨンで公式戦41試合に出場して9得点10アシストを記録。欧州サッカー連盟（UEFA）によるCLベストチーム23名にも選出されるなど高い評価を受けた。

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