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南野拓実、初ゴールで新シーズンへ期待高まる。「本格的な攻撃のオプションに」

text by 編集部 photo by Getty Images

南野拓実
【写真:Getty Images】

 コミュニティ・シールドのアーセナル戦で、移籍後初となる待望のゴールを挙げたリバプールの南野拓実。英メディアでは新シーズンのプレミアリーグ開幕に向けても南野への期待がさらに高まっているようだ。

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 1点ビハインドの状況で59分から投入された南野は、73分にゴール前での崩しを試みてこぼれてきたボールを冷静に蹴り込んで同点ゴールを記録。チームはPK戦で敗れる結果に終わったが、そのPK戦でも南野はシュートを確実に成功させた。

 地元紙『リバプール・エコー』は、タイトル獲得を逃したリバプールに多くの課題もあったとしつつ、交代選手の活躍は好材料だったと試合を振り返った。「ベンチから出てきた南野拓実とナビ・ケイタのパフォーマンスはポジティブだった。前者はモハメド・サラーとの連携から冷静にフィニッシュを決めた」と述べている。

「南野は昨季の終盤にかけて新たな環境に慣れつつあることを示していた。彼のゴールは、今季こそは本格的な攻撃のオプションになり得るというさらなる証拠だ」と同紙は今後の活躍にも期待している。

 英紙『ザ・サン』も、「(ロベルト・)フィルミーノと南野の連携はそれまで堅固だったアーセナルの守備陣にある程度の問題を引き起こした。南野はチャンスが訪れるとそれを掴んだ」とこの試合での南野のプレーに言及。ベルギー代表FWディヴォック・オリジがベンチ外だったことなどからも、南野は不動の3トップのバックアップ一番手になるとの見方を示した。

 プレミアリーグの2020/21シーズン開幕は2週間後。リバプールは9月12日にホームで昇格組リーズ・ユナイテッドと対戦する。南野としては、次はリーグ戦初ゴールを狙いたいところだ。

【了】

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