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欧州各国クラブ、主要移籍まとめ。ビジャレアル加入の久保建英が登場! その能力値とは?(9)

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

リヨン下部組織出身のSB

ピエール・カルル
ピエール・カルルの能力値や19/20リーグ戦成績など【写真:Getty Images】

DF:ピエール・カルル(フランス)
生年月日:2000年6月5日(20歳)
市場価格:-
19/20リーグ戦成績:19試合出場/0得点0アシスト(リヨンB)
移籍先:リヨン→ミラン
移籍金:48万ユーロ(約5460万円)


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 今年で20歳となったピエール・カルルは、リヨンの下部組織でプレーしていた選手。同チームでは主力として活躍しており、UEFAユースリーグなどではゲームキャプテンも務めていた。しかし、トップチームではベンチ入りの経験はあったものの、出場機会はなかった。

 リヨンは来季の構想にカルルを含めていたようだが、結局ファーストチームでの出場がないまま退団。そこへ獲得に乗り出したのがミランだった。テクニカル・ディレクターを務めるパオロ・マルディーニ氏が直接交渉に関与したと言われており、同選手と2025年までの5年契約を締結することになった。

 主戦場を右サイドバックとするカルルだが、身長184cmと体躯にも恵まれており、センターバックでプレーすることもできる。派手なプレーを披露するタイプではないが、「フィジカル」に長けているため、前線へ飛び出す際のダイナミックさなども十分。ただ、クロスの質は高いとは言えず、ここは弱点とも言われている。

 しかし、カルルはまだ20歳であり、今後化ける可能性は非常に高いと言えるだろう。ミランの右サイドバックにはアンドレア・コンティやダビデ・カラブリアらがいるが、強烈なインパクトを残せている選手はいないため、カルルがいきなりレギュラー争いに割って入る確率も十分あるとみていい。

【了】

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