欧州各国クラブ、主要移籍まとめ。ビジャレアル加入の久保建英が登場! その能力値とは?(9)
欧州主要リーグでは夏の移籍市場がオープンしている(イタリアは9月より)。すでに多くの実力者が移籍を決めており、新天地でのプレーには大きな注目が集まっている。今回フットボールチャンネルでは、移籍を決意した選手たちを様々なデータを参照した能力値とともに紹介していく。今回はベン・チルウェル、ペドロ・ロドリゲス、マラング・サール、ピエール・カルル、そして久保建英の5人。(移籍金などは『transfermarkt』を参照)。
2020年08月31日(月)6時00分配信
目次
⚫️「プレミア屈指のサイドバック」ベン・チルウェル
⚫️「セリエA初挑戦へ」ペドロ・ロドリゲス
⚫️「日本の若き才能」久保建英
⚫️「将来有望なフランス人CB」マラング・サール
⚫️「リヨン下部組織出身のSB」ピエール・カルル
プレミア屈指のサイドバック
DF:ベン・チルウェル(イングランド代表)
生年月日:1996年12月21日(23歳)
市場価格:4000万ユーロ(約48億円)
19/20リーグ戦成績:27試合出場/3得点3アシスト(レスター)
移籍先:レスター→チェルシー
移籍金:5020万ユーロ(約60.2億円)
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レスターの下部組織出身であるベン・チルウェルは、ハダースフィールドへのレンタルも経験しながら順調に成長を果たし、2017/18シーズンよりファーストチームでポジションを掴んだ。それ以降もレスター不動の左サイドバックとして奮闘。スリーライオンズにも継続的に名を連ねるようになった。
そんな23歳のDFは多くのビッグクラブから注目を集めていたが、新天地はチェルシーに決まった。同クラブは26日、イングランド代表レフティーと5年契約を締結したことを発表。移籍金は5020万ユーロ(約60.2億円)となっているようだ。
左サイドバックのチルウェルは「スピード」を武器に持っており、鋭いオーバーラップで攻撃に奥行きをもたらすことを可能としている。また、高質なクロスでチャンスを生んだりロングフィード等を活かしてビルドアップにも貢献するなど、足元の技術も極めて高い選手である。
デビュー当初は課題と言われていた「フィジカル」や1対1の対応も、プレミアリーグという世界最高峰のリーグで揉まれたことで着実に向上。より隙のない選手になりつつある。左SBの人選に悩んでいたチェルシーにとっては、大きな補強になったと言えるだろう。