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香川真司、外国人枠もサラゴサ残留の障害か。練習合流も去就は依然不確定

text by 編集部 photo by Getty Images

香川真司
【写真:Getty Images】

 スペイン2部のレアル・サラゴサに残留するのかどうか、不確定な状況が続いているMF香川真司。地元紙『エラルド』は9日付で、EU外外国人枠の制約も香川の残留に向けた問題になる可能性があるとの見方を伝えている。

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 香川は昨夏に加入したサラゴサで大きな期待に応えるだけのパフォーマンスを見せられず、チームも1部昇格を逃す結果に終わった。契約はあと1年残されているが、2020/21シーズンもサラゴサでプレーするかどうかは疑問視されている状況だ。

 昨季の低調なパフォーマンスに加え、チーム最高クラスの高額年俸が負担となることからも、サラゴサは香川との契約解除を望んでいるのではないかとみられる。一方で本人はスペインの他クラブからオファーがない限りは残留を望んでいるとも伝えられている。

 年俸の問題に加え、外国人枠が残留への障害となる可能性もあるかもしれない。スペイン2部ではEU外外国人選手は1チーム2人までしか認められていない。サラゴサが新たに外国人枠に入る選手を今後獲得したとすれば、「最初に外れるのは香川」と地元紙は見通しを示した。

 サラゴサは新シーズンに向けてセンターフォワード1人とサイドアタッカー1人の獲得を希望しているとみられる。そのために外国人枠を使う必要が生じたとすれば、香川がチームに残ることはさらに難しくなるとも予想されている。

 日本への一時帰国によりサラゴサへの合流は遅れていた香川だが、8日には練習場での個人トレーニングを開始した様子がクラブの公式SNSでも伝えられた。果たしてこのまま新シーズンの開幕を迎えるのだろうか。

【了】

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