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欧州各国クラブ、主要移籍まとめ。新天地を求めた選手の能力値を紹介、今回はこの5人(12)

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

4部から這い上がったストライカー

オリー・ワトキンス
オリー・ワトキンスの能力値や19/20リーグ戦成績など【写真:Getty Images】

FW:オリー・ワトキンス(イングランド)
生年月日:1995年12月30日(24歳)
市場価格:1200万ユーロ(約14.4億円)
19/20リーグ戦成績:46試合出場/25得点3アシスト(ブレントフォード)
移籍先:ブレントフォード→アストン・ビラ
移籍金:3080万ユーロ(約37億円)


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 現在24歳のオリー・ワトキンスは数年前まで4部リーグでプレーしていた選手だった。しかし、2017年より2部ブレントフォードに加入すると、同クラブでメキメキと成長。昨季はチャンピオンシップで25得点を叩き出す圧巻の活躍をみせ、多くのクラブから注目を集めるまでの存在となった。

 そんなワトキンスの獲得に成功したのが、アストン・ビラだった。同クラブは9日、イングランド人ストライカーと5年契約を結んだことを発表。移籍金は3080万ユーロ(約37億円)とされており、ボーナスを含めると45億円にまで上昇する模様。これは、アストン・ビラ史上最高額となっている。

 自身のアイドルをティエリ・アンリとするワトキンスは、相手をベリベリと剥がす加速力が武器で、センターフォワードとしてはもちろんのこと、ウイングとしても質の高いプレーを発揮する。身長180cmとFWとしては大柄な選手でもあり、地上戦でも「空中戦」でもパワーを活かすことが可能だ。

 ペナルティーエリア内でフリーになる動きも秀逸で、クロスに対する反応や合わせ方もうまい。何よりこのワトキンスという選手は角度のない場所からでもお構いなしにシュートを放ってくるので、対峙する選手からすると一瞬でも気を抜くとゲームオーバーだ。プレミアリーグでの「覚醒」に期待したい。

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