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欧州各国クラブ、主要移籍まとめ。新天地を求めた選手の能力値を紹介、今回はこの5人(12)

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

セビージャで輝きを放ったレフティー

セルヒオ・レギロン
セルヒオ・レギロンの能力値や19/20リーグ戦成績など【写真:Getty Images】

DF:セルヒオ・レギロン(スペイン代表)
生年月日:1996年12月16日(23歳)
市場価格:2500万ユーロ(約30億円)
19/20リーグ戦成績:31試合出場/2得点4アシスト(セビージャ)
移籍先:レアル・マドリード→トッテナム
移籍金:3000万ユーロ(約36億円)


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 サンティアゴ・ソラーリ監督率いるレアル・マドリードでコンスタントに出場機会を得ていたセルヒオ・レギロンは、昨季セビージャに期限付きで加入。新天地ではシーズン当初より主力としてプレーし、最終的には公式戦28試合の出場で3得点5アシストを記録するなど、印象的なパフォーマンスを披露した。

 こうした活躍もあって、レギロンには今夏多くのクラブが興味を示していた。そんな中、レフティーの獲得を決めたのはトッテナムだ。契約期間は2025年までの5年間で、移籍金は3000万ユーロ(約36億円)となっている。また、契約にはマドリーが4000万ユーロ(約48億円)で買い戻せる条項も付帯している模様だ。

 レギロンは水準以上のスピードと足元の「テクニック」に自信を持っている選手で、果敢な攻め上がりから精度の高いクロスなどでチャンスを作り出せる。ランニングの質もかなり高く、実際セビージャではハーフスペースをうまく活用して攻撃にアクセントを加えるシーンが何度も見受けられた。

 安定した守備もレギロンの特徴だ。相手選手との間合いの詰め方もうまく、クイックネスを活かしたボール奪取も光る。何より負けん気が強いので、仮に一度交わされてもしつこくボールホルダーに絡んで自由を与えることがない。守備の安定性が求められるトッテナムにとって、大きな補強になった。

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