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デンマークでの新型コロナ変異がサッカー界に影響。イングランド代表の試合開催などが危うく

text by 編集部 photo by Getty Images

デンマーク
【写真:Getty Images】

 デンマークで新たに変異した新型コロナウイルスが見つかった影響により、イングランド代表やリバプールなどの試合の開催に影響が及ぶ可能性が懸念されている。英『スカイ・スポーツ』や『デイリー・メール』など複数メディアが伝えた。

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 欧州で再び新型コロナウイルス感染が拡大する中、デンマークでは先日、変異した新型コロナウイルスが家畜のミンクから見つかって人への感染が確認されたと報じられている。英国政府では他国から入国するスポーツ選手に対して14日間の隔離義務を免除する措置を取っているが、この状況を受けてデンマークからの入国は例外措置の対象外とすることを決めたようだ。

 イングランド代表は今月18日にUEFAネーションズリーグのグループ最終節の試合でアイスランド代表をホームに迎える。だがアイスランド代表はその3日前にデンマーク代表とのアウェイゲームを予定しているため英国への入国に支障が生じ、試合の開催が危うい状況になったと伝えられている。

 デンマーク代表は11日にホームでスウェーデン代表との親善試合を行い、15日にネーションズリーグでアイスランド代表と対戦。プレミアリーグは各クラブに対し、デンマーク、スウェーデン、アイスランドの3ヶ国の代表チームへの選手派遣を見送るよう要請したとも報じられている。レスター・シティのデンマーク代表GKキャスパー・シュマイケルやトッテナムの同代表MFピエール=エミール・ホイビュルクなど多くの選手が対象となる。

 また、リバプールは12月8日にチャンピオンズリーグのグループ最終節の試合でデンマークのFCミッティランとアウェイで対戦予定。帰国後に隔離が必要となるようであれば、この試合の開催も難しくなることが予想されている。

【了】

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