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アトレティコ・マドリード最新スタメン全選手紹介&フォーメーション。シメオネ10年目、スアレス加入とジョアン・フェリックス覚醒で変化

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】

マルコス・ジョレンテ(スペイン代表/背番号14)
生年月日:1995年1月30日(25歳)
20/21リーグ戦成績:7試合出場/3得点2アシスト

 レアル・マドリードで守備的MFとしてトップチームに昇格したマルコス・ジョレンテは、アトレティコで攻撃的な才能を開花させた。今月にはスペイン代表に初めて選出されている。

 ジョレンテはセカンドトップや右サイドハーフでプレーし、ここまで公式戦4得点2アシストをマークしている。ジョレンテの存在は複数の布陣を併用する今季のアトレティコで鍵を握っている。

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【写真:Getty Images】

エクトル・エレーラ(メキシコ代表/背番号16)
生年月日:1990年4月19日(30歳)
20/21リーグ戦成績:5試合出場/0得点0アシスト

 ポルトから加入した昨季は公式戦の先発出場が18試合に終わった。今季も中盤での序列は高くなかったが、トーマス・パーテイがアーセナルに移籍したことでチャンスを獲得。10月の代表ウィーク以降はほとんどの試合で先発している。

 攻撃面での派手さはないが、ディフェンスでの貢献度や走力はアトレティコのスタイルとも合致する。データサイト『Whoscored.com』の集計に寄れば、1試合平均のインターセプト数で4.0回をマーク。中盤の選手としてはリーグトップの数字となっている。

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【写真:Getty Images】

コケ(スペイン代表/背番号6)
生年月日:1992年1月8日(28歳)
20/21リーグ戦成績:7試合出場/0得点0アシスト

 9歳からアトレティコ一筋でプレーするコケは、名実ともにクラブを象徴する存在だ。最近はスペイン代表から遠ざかっていたが、今月、ルイス・エンリケ監督はコケを2年ぶりに招集している。

 中央でもサイドでもプレーできるが、パーテイが去った今季は中央で起用去れることが多くなっている。10シーズン目を迎えたシメオネ政権でチームのイズムを体現する存在として、コケは今季もピッチを走り続ける。

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【写真:Getty Images】

サウール・ニゲス(スペイン代表/背番号8)
生年月日:1994年11月21日(25歳)
20/21リーグ戦成績:4試合出場/0得点0アシスト

 中盤のあらゆるポジションをこなすサウール・ニゲスは、必要となれば左サイドバックでもプレーする。テクニックがあり、ダイナミックに2列目から飛び出すこともあれば、最終ラインの前で献身的に守備もこなす。サウールのプレーを見れば、ディエゴ・シメオネ監督が信頼を寄せる理由の一端を知ることができる。

 2年ほど前から野菜中心の食生活を送っていたが、今年のロックダウン中にビーガン食を採り入れたという。10月には太ももを負傷して公式戦5試合を欠場したが、11月3日のロコモティフ・モスクワ戦で復帰している。

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