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低調バルセロナ、過去29年で最悪のスタート。メッシもキャリア初期以来のスローペース

text by 編集部 photo by Getty Images

リオネル・メッシ
【写真:Getty Images】

 リーガエスパニョーラ第10節のアトレティコ・マドリード対バルセロナ戦が現地時間21日に行われ、バルサはアウェイで0-1の敗戦に終わった。今季8試合を終えてすでに3敗という苦しいスタートを強いられている。

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 今季を開幕2連勝でスタートさせたバルサだが、その後の6試合では1勝のみと大苦戦。3勝2分け3敗と五分の星で暫定10位に位置し、首位に勝ち点9ポイントの差をつけられている。

 スポーツのデータ分析を手掛ける『Opta』によれば、バルサがリーガ開幕から8試合で勝ち点11という成績は過去29年間におけるワースト記録。前回は1991/92シーズンに、8試合を終えた時点で今季と同じ3勝2分け3敗だった(当時は勝利が2ポイント制だったため勝ち点8)。

 1991/92シーズンといえば、今季からチームを率いているロナルド・クーマン監督が現役選手としてプレーしていた頃。だがこのシーズンのバルサは最終的にリーガ優勝と欧州制覇の2冠を達成しており、ある意味では縁起が良いとも言えるのかもしれない。

 一方、エースのFWリオネル・メッシはここまで全8試合に出場して3得点にとどまっており、そのうち2点がPK。リーガで開幕から8試合に出場した時点での得点数としてはデビュー3年目の2006/07シーズン以来のスロースタートであり、過去14年間で最も少ない得点数となっている。

【了】

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