ビジャレアル最新スタメン全選手紹介&フォーメーション。久保建英の前に立ちはだかるエース、布陣変更で序列はどう変わった?

ウナイ・エメリ監督が今季から指揮を執るビジャレアルは好調を維持している。パウ・トーレスやジェラール・モレノといった主力選手はスペイン代表でも活躍。ダニエル・パレホや久保建英といった新戦力も加入し、下部組織出身選手の台頭も著しい。そこで今回は、ビジャレアルの現在の主力メンバーをポジションごとに紹介していく(成績は2020年11月23日現在)。

2020年11月25日(Wed)6時00分配信

シリーズ:編集部フォーカス
text by 編集部 photo Getty Images
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GK

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【写真:Getty Images】

セルヒオ・アセンホ(元スペイン代表/背番号1)
生年月日:1989年6月28日(31歳)
今季リーグ戦成績:10試合出場/10失点


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 前十字靭帯断裂の大怪我を4度乗り越えたセルヒオ・アセンホは、今季もビジャレアルのゴールマウスを守っている。昨季はラ・リーガ250試合出場も達成。的確なコーチングや、安定感のあるセービングなど、アセンホのプレーには隙が無い。

 モンペリエから加入したヘロニモ・ルジは、アセンホのバックアッパーとしてUEFAヨーロッパリーグでプレー機会を得ている。瞬発力を活かしたセービングが特徴のルジはレアル・ソシエダでも正GKを務め、アルゼンチン代表でもプレー経験がある。

DF

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【写真:Getty Images】

マリオ・ガスパール(元スペイン代表/背番号2)
生年月日:1990年11月24日(30歳)
今季リーグ戦成績:10試合出場/0得点3アシスト

 引退したブルーノ・ソリアーノに代わって、マリオ・ガスパールは今季から正式に主将となった。カンテラ(下部組織)出身でチームからの信頼も厚く、豊富な運動量と的確なポジショニングでチームを支えている。

 昨季はルベン・ペーニャと出場機会を争ったが、ウナイ・エメリ監督が就任した今季はここまでガスパールが優先的に起用されている。左サイドバックには攻撃的な選手が起用され、右ウイングにはエースのジェラール・モレノが起用されている状況で、ガスパールのそつのないプレーがチームに安定感をもたらしている。

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【写真:Getty Images】

ラウール・アルビオル(スペイン代表/背番号3)
生年月日:1985年9月4日(35歳)
今季リーグ戦成績:10試合出場/0得点2アシスト

 歳を重ねてもパフォーマンスは落ちることなく、ビジャレアルの最終ラインを支えている。経験豊富なラウール・アルビオルと配球に優れるパウ・トーレスのセンターバックコンビはお互いの長所と短所を埋め合っている。

 9月19日のエイバル戦でGKアンセホと接触して鼻骨を骨折している。手術を受けるには至らなかったものの、続くバルセロナ戦以降はフェイスガードを着けてプレーを続けた。ワールドカップ優勝やEURO連覇を知るベテランは、泥臭いプレースタイルでチームを支えている。

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【写真:Getty Images】

パウ・トーレス(スペイン代表/背番号4)
生年月日:1997年1月16日(23歳)
今季リーグ戦成績:10試合出場/1得点0アシスト

 カンテラ出身のパウ・トーレスは、マラガへの武者修行を経てビジャレアルの主力に成長した。昨季デビューしたスペイン代表ではレギュラー格となり、セルヒオ・ラモスとコンビを組んでいる。

 左足から繰り出されるキックの質はDFのレベルを超えており、1本のロングフィードがチャンスに直結することは珍しくない。191cmの長身を活かして空中戦の強さも発揮し、セットプレーではターゲットとしても活躍している。

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【写真:Getty Images】

アルフォンソ・ペドラザ(スペイン/背番号24)
生年月日:1996年4月9日(24歳)
今季リーグ戦成績:7試合出場/0得点2アシスト

 セビージャ時代にエメリ監督を師事したアルベルト・モレノがレギュラーを務めると見られていたが、プレシーズンに前十字靭帯を断裂。ワトフォードから加入したペルヴィス・エストゥピニャンが一時はレギュラーとして起用されたが、怪我で欠場している間にアルフォンソ・ペドラザが定着した。

 ペドラザはモレノやジョルディ・アルバといった攻撃的な左サイドバックを起用してきたエメリ監督が好むタイプでもある。鋭いアーリークロスが特徴で、積極的な攻め上がりからチャンスを演出する。イエローカードの多さが玉に瑕だが、2アシストと結果も残している。

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【写真:Getty Images】

ビセンテ・イボーラ(スペイン/背番号10)
生年月日:1988年1月16日(32歳)
今季リーグ戦成績:10試合出場/0得点0アシスト

 ビセンテ・イボーラは開幕時こそダニエル・パレホとフランシス・コクランの控えだったが、ポジションを確保した。バルセロナ戦の大敗を機にビジャレアルは4-2-3-1から4-3-3へ変更すると、ビセンテ・イボーラはアンカーのポジションで起用されるようになった。

 セビージャ時代にEL3連覇を達成したエメリ監督と再会した。長身を活かした打点の高いヘディングは攻守両面で武器になり、ビルドアップでは堅実なプレーを見せる。好調を維持するビジャレアルになくてはならない存在となっている。

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【写真:Getty Images】

マヌ・トリゲロス(スペイン/背番号14)
生年月日:1991年10月17日(29歳)
今季リーグ戦成績:9試合出場/1得点0アシスト

 下部組織からビジャレアルの主力に成長したマヌ・トリゲロスは、高いボールテクニックで中盤に創造性をもたらす。スペイン代表経験こそないものの、バルセロナのカンテラ在籍経験もあり、イニエスタの後継者とも称された。

 エメリ監督が就任した今季は、プレシーズンからダブルボランチを採用していたため、攻撃的なトリゲロスはあまり出場機会を与えられなかった。しかし、4-3-3への変更とともにトリゲロスはインサイドハーフに定着。バルセロナ時代のイニエスタと同じポジションを与えられたトリゲロスは、ゲームメイカーとしての能力を発揮している。

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【写真:Getty Images】

ダニエル・パレホ(スペイン代表/背番号5)
生年月日:1989年4月16日(31歳)
今季リーグ戦成績:8試合出場/1得点0アシスト

 バレンシアでキャプテンマークを巻き、公式戦383試合に出場したパレホは、ビジャレアルに活躍の場を求めた。エメリ監督からの信頼は火を見るよりも明らかで、当然のように開幕戦から先発メンバーに名を連ねている。

 低い位置でビルドアップに関わりつつ、広い視野でフリーの味方を見つけて精度の高い右足のキックでボールを届ける。ダブルボランチからインサイドハーフへとポジションを移したことで、攻撃面でのプレーの自由度が増している。

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【写真:Getty Images】

ジェラール・モレノ(スペイン代表/背番号7)
生年月日:1992年4月7日(28歳)
今季リーグ戦成績:8試合出場/5得点1アシスト

 昨シーズンは自己最多となる18得点を挙げ、スペイン代表でもスペイン代表にも定着した。多彩なゴールバリエーションを持つジェラール・モレノはビジャレアルにおいて絶対的な存在で、現状では久保建英やサミュエル・チュクウェゼが控えに回らざるを得ない。

 10月にはスペイン代表として活動中に負傷して戦線を離れたが、復帰後もこれまで通り活躍している。久保らはELやカップ戦など、与えられたチャンスでアピールする必要があるだろう。

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【写真:Getty Images】

パコ・アルカセル(元スペイン代表/背番号17)
生年月日:1993年8月30日(27歳)
今季リーグ戦成績:9試合出場/5得点2アシスト

 パコ・アルカセルはDFラインとの駆け引きがうまく、裏抜けやポストプレーからチャンスを生み出す。最大の特徴はボックス内でのプレーで、類い稀なる得点感覚でゴールを量産。リーグ戦では9試合で5得点を挙げ、ELでは途中出場から2試合連続で2得点をマークした。

 パコ・アルカセルは11月21日のレアル・マドリード戦は負傷のため欠場したが、幸いにも軽傷とみられている。控えのカルロス・バッカはELで3得点を挙げているが、34歳という年齢もあってフル稼働は難しいだろう。

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【写真:Getty Images】

モイ・ゴメス(スペイン/背番号23)
生年月日:1994年6月23日(26歳)
今季リーグ戦成績:10試合出場/0得点1アシスト

 左ウイングではモイ・ゴメスが指揮官から絶対的な信頼を得ている。今季はここまでゴールがないが、献身的なディフェンスや攻撃的な左サイドバックを活かすプレーといった部分における貢献度は高い。

 久保はバックアッパーとして起用されることもあったが、最近は若手の台頭も著しい。19歳のアレックス・バエナや18歳のジェレミ・ピノはともにカンテラ出身で、ELでトップチーム初ゴールをマーク。モイ・ゴメスが不動の存在となっている2列目の競争は激しさを増している。

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