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吉田麻也、サンプドリアに香川真司獲得を推薦。「フリーで経験豊富でまだ若い」

text by 編集部 photo by Getty Images

香川真司、吉田麻也
【写真:Getty Images】

 サンプドリアに所属する日本代表DF吉田麻也は、現在フリーとなっているMF香川真司を獲得することをクラブに提案している。伊紙『コッリエレ・デッロ・スポルト』によるインタビューでのコメントをイタリア複数メディアが伝えた。

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 昨季所属したスペイン2部のレアル・サラゴサを10月に退団して以来フリーとなっており、新たなクラブが決まっていない香川。冬の移籍市場に向けてサンプドリアに推薦したい選手を聞かれた吉田は、日本代表で長年チームメートとして戦ってきたその香川の名前を挙げた。

「元ボルシア・ドルトムント、(マンチェスター・)ユナイテッドの香川。彼と一緒にここでプレーしたいと思います。サンプドリアで一緒にプレーできれば、クラブにとってもスポンサーにとっても大きな意味があります。あまり費用はかからず、経験豊富で、まだ若いですので」と吉田は語る。

 香川は現在31歳、吉田自身も32歳だが、「イタリアの水準ではまだ若い」と語る。「セリエAには僕より年上の選手たちもたくさんいます。プレミアではこの年齢でクラブを見つけるのは大変ですが、イタリアでは32歳や35歳くらいでプレーしてリスペクトされている選手も多い」と吉田。チームメートであるFWファビオ・クアリアレッラ(37歳)や、ズラタン・イブラヒモビッチ(39歳)、クリスティアーノ・ロナウド(35歳)、エディン・ジェコ(34歳)を例として挙げた。

 また吉田は、53歳で現役生活を続けている横浜FCのカズことFW三浦知良についてもコメント。「サンプドリアに来る前にメッセージを送って、ジェノヴァはすごく美しい街だと返事がありました。僕にとってはお手本です」と、サンプのライバルクラブであるジェノアでプレーしたセリエA初の日本人選手について語っている。

 少年時代の憧れの選手としては元名古屋グランパスのドラガン・ストイコビッチ氏を挙げたほか、過去に指導を受けたイタリア人監督であるアルベルト・ザッケローニ氏についてもコメント。また、C・ロナウドに対して日本への移籍を勧め、「日本のサッカーにとっても経済にとっても素晴らしいことになると思いますし、CR7にとっても新しい世界で異なる文化を体験できる。(アーセン・)ヴェンゲルやストイコビッチ、ザッケローニのように、日本は外国人に良いインスピレーションを与えられると思います」とコメントしている。

【了】

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