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最高額のブラジル人は誰だ? サッカー選手市場価値ランキング6~10位。180億円が72億円に。大きく評価を落としたのは…

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

6位:バルセロナに帰還

フィリッペ・コウチーニョ
【写真:Getty Images】

MF:フィリッペ・コウチーニョ(ブラジル代表/バルセロナ)
生年月日:1992年6月12日(28歳)
市場価値:6000万ユーロ(約72億円)
今季リーグ戦成績:8試合出場/2得点2アシスト

 18歳で加入したインテルでは不完全燃焼に終わったが、ブレンダン・ロジャース監督率いるリバプールで才能が開花。ブラジル人らしいテクニックの高さが際立つドリブルや精度の高いシュート、非凡なパススキルを武器に攻撃をグレードアップし続けるなど、ワールドクラスの輝きを放った。

 その後、小柄なアタッカーは巨額の移籍金を提示してきたバルセロナへ移籍。2018年冬のことである。しかし、リオネル・メッシが「王様」である同クラブではなかなか輝けず。サポーター待望のスター選手だった彼は、いつの間にか売却候補へと姿を変えてしまったのだ。

 バルセロナ加入後、当時1億5000万ユーロ(約180億円)あった市場価値はどんどんと下落。昨季バイエルン・ミュンヘンで活躍したことで少し回復したが、現在の価値は6000万ユーロ(約72億円)となっている。今季復帰したバルセロナでも輝いているとは言い難いが、果たして今後は…。

【了】

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