7位：心疾患から復活したFW

【写真：Getty Images】

FW：アンヘル・コレア（アルゼンチン代表／アトレティコ・マドリード）
生年月日：1995年3月9日（25歳）
市場価値：4000万ユーロ（約48億円）
今季リーグ戦成績：10試合出場／1得点5アシスト

　アトレティコ・マドリードはこれまでセルヒオ・アグエロをはじめ、優秀な南米出身FWを育ててきたが、現在はアンヘル・コレアが活躍している。ディエゴ・シメオネ監督は「最もストライカーだと思っている」とコレアの適性がFWにあると考えているが、アトレティコでは右サイドでもプレーしている。

　アトレティコには14年夏に加わる予定だったが、メディカルチェックで心疾患が見つかり、手術を受けることに。手術は無事に成功し、1年後に正式にチームに加わっている。今夏には退団が噂されたが、指揮官の説得もあって残留を決断した。

　3月には自身のインスタグラムに上げた写真が話題となった。10人兄弟の1人として育ち、少年時代に父親と兄を失ったコレアは、最愛の母ががんで闘病中であることを告白。自身の頭を剃るとともに励ましの言葉を贈っている。