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クロアチア代表などを率いた名将バリッチ氏が新型コロナ感染で死去。87歳

text by 編集部 photo by Getty Images

オットー・バリッチ
【写真:Getty Images】

 クロアチア代表などの監督を務めたオットー・バリッチ氏が現地時間13日に87歳で死去した。クロアチアサッカー連盟(HNS)が発表を行っている。

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「オットー・バリッチは本日ザグレブで死去した。最も成功したクロアチア人監督の一人だった。クロアチアサッカー連盟は彼の家族に心からの追悼の思いを伝えたい。安らかにお眠りください」とHNSは公式SNSでメッセージを投稿している。

 死因などの詳細は発表されていないが、クロアチア『index』が遺族からの話として伝えたところによれば、バリッチ氏は新型コロナウイルス感染により亡くなったという。7日前から入院し、一旦は回復傾向をみせていたが、ここ数日で再び容体が悪化したとのことだ。

 バリッチ氏は1964年から監督業をスタートさせ、40年以上に及んだ指導者キャリアで数多くのチームの監督を歴任。オーストリアリーグではザルツブルクなど3チームで7度の優勝を飾り、ディナモ・ザグレブでクロアチアリーグも制した。ドイツのシュトゥットガルト、トルコのフェネルバフチェなどでも監督を務めた。

 1999年から2001年までオーストリア代表、2002年から2004年までクロアチア代表、2006年から2007年までアルバニア代表も指揮。クロアチア代表ではEURO2004予選を突破して本大会を戦った。

【了】

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