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アーセナルで構想外のエジルが新天地と交渉? ただし移籍は今季終了後。アルテタに新たなジレンマ

text by 編集部 photo by Getty Images

メスト・エジル
【写真:Getty Images】

 アーセナルがMFメスト・エジルの扱いについて、再び頭を抱えることになりそうだ。英『デイリー・ミラー』が伝えている。

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 ミケル・アルテタ監督の構想外となっているエジルは、トルコのフェネルバフチェへ行く可能性が高まっている。これはドイツ『ビルト』が伝えたもので、すでにエジルが幹部と接触して話し合いを進めたようだ。

 だが、この取引が実現するのは、今季終了後とみられている。エジルはアーセナルで週給35万ポンド(約4800万円)を受け取っており、フェネルバフチェの条件は週給15万ポンド(約2100万円)。そのため、契約満了までアーセナルでサラリーを受け取り、その後フリーでトルコへ行く話になっているとのことだ。

 1月の放出について話し合いの余地はあるものの、これが事実であれば、アーセナルはあと半年間エジルを抱えることになる。アーセナルは現在、得点力不足が明確な問題として浮かび上がっており、エジルの能力が必要との声も出ている。

 アルテタ監督は冬の移籍市場終了後に再び登録メンバーを決定し直すことになるが、エジルを含めるかどうかは注目を集めることになりそうだ。

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ベンゲルが落とし込んだ理想にしどろもどろする今のアーセナルは、大袈裟に言えば社会の鏡のような気がしてならない。
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そして、アーセナルの未来を託されたミケル・アルテタは、ベンゲルの亡霊より遥かに大きなアーセナル信仰に対峙しなければならない。
ジョゼップ・グアルディオラの薫陶を受けたアーセナルに所縁のあるバスク人は、それこそ世界的信仰を直視するのか、それとも無視するのか。

“新アーセナル様式”の今後を追う。

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【了】

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