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スペイン代表最高額ベストイレブン。市場価値で選出、8人が下部組織出身でバルセロナ、レアル、アトレティコから選ばれたのは…

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】

サウール・ニゲス(アトレティコ・マドリード)
生年月日:1994年11月21日(26歳)
市場価値:6000万ユーロ(約72億円)
20/21リーグ戦成績:14試合出場/1得点0アシスト

 14歳のときにレアル・マドリードからアトレティコ・マドリードへ移籍したサウール・ニゲスは、ディエゴ・シメオネ監督のチームになくてはならない存在へと成長した。攻撃的MFが本職だったが、ボランチとしても高い能力を発揮。昨季は左サイドバックでの起用にも応え、ポリバレントな選手へと成長している。

 チャンスへ結びつけるパスやパンチ力のあるシュートが魅力。90分間に渡って攻守にハードワークするプレースタイルはアトレティコのイズムを体現する存在で、現在はチームの第4主将を務める。スペイン代表にも17年6月のデビュー以降、コンスタントに名を連ねている。

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【写真:Getty Images】

ロドリ(マンチェスター・シティ)
生年月日:1996年6月22日(24歳)
市場価値:6400万ユーロ(約77億円)
20/21リーグ戦成績:17試合出場/0得点1アシスト

 アトレティコ・マドリードでディエゴ・シメオネ監督から絶大な信頼を得たロドリは、マンチェスター・シティでペップ・グアルディオラ監督の目指すサッカーを体現している。スペイン代表ではセルヒオ・ブスケッツの後継者と目されており、18年3月のデビューから17試合に出場している。

 現代最高の両指揮官から指導を受けたロドリは「シメオネとグアルディオラは対極」と語る。正反対のフットボールを理解し、ピッチの中で表現できるインテリジェンスと技術がロドリには備わっている。

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【写真:Getty Images】

コケ(アトレティコ・マドリード)
生年月日:1992年1月8日(29歳)
市場価値:6000万ユーロ(約72億円)
20/21リーグ戦成績:16試合出場/0得点0アシスト

 6歳からアトレティコ・マドリード一筋でプレーするコケは、チームを象徴する存在となった。昨シーズンからはガビやディエゴ・ゴディンがかつて務めたカピタン(主将)という大役を担っている。

 体力がある限り走り続け、チームを鼓舞する。アトレティコでの公式戦500試合出場は、今季中に達成可能な位置までつけている。ルイス・エンリケ政権下ではスペイン代表から遠ざかっていたが、昨年11月にはおよそ2年ぶりに代表復帰を果たしている。

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