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20/21シーズン最高額移籍は誰だ? サッカー移籍金ランキング11~15位。リバプールの救世主だったはずの男とは…

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

13位:魔術師的テクニシャン

ハキム・ツィエク
【写真:Getty Images】

MF:ハキム・ツィエク(モロッコ代表)
生年月日:1993年3月19日(27歳)
所属クラブ:アヤックス→チェルシー
移籍日:2020年7月1日(当時27歳)
移籍金:4000万ユーロ(約48億円)
初年度のリーグ戦成績:11試合出場/1得点3アシスト

 ヘーレンフェーンやトゥエンテで実績を積み上げ、アヤックスでワールドクラスの評価を獲得。かつては魔術師的なテクニックを前面に押し出したスタイルだったが、年齢を重ねるごとにハードワークを身につけて穴の少ないアタッカーへと進化を遂げた。

 チェルシー移籍が初の海外挑戦。もし若い頃のプレースタイルであれば簡単に潰されてしまっていただろうが、今のツィエクは極めて高いレベルのフィジカルが要求されるプレミアリーグでも存在感を発揮できている。

 序盤戦はひざの負傷によって出遅れたものの、徐々に出場機会を増やして右ウィングの主戦に定着しつつある。トーマス・トゥヘル監督が就任して迎えた初戦では3-4-2-1の2シャドーの一角に入った。新体制でも主力として活躍を見られそうだ。

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