11位：リバプールの救世主のはずだったが…

FW：ディオゴ・ジョッタ（ポルトガル代表）
生年月日：1996年12月4日（24歳）
所属クラブ：ウォルバーハンプトン→リバプール
移籍日：2020年9月19日（当時23歳）
移籍金：4470万ユーロ（約53億6000万円）
初年度のリーグ戦成績：9試合出場／5得点0アシスト

　パソス・デ・フェレイラでトップチームデビューしたのが17歳の頃。すぐに注目を浴び、アトレティコ・マドリードへ移籍する。しかし、トップチームに加わることなくポルトへ貸し出され、2年目の2017/18シーズンはウォルバーハンプトンに期限付き移籍した。

　これがキャリアの転機となる。当時イングランド2部だったウォルバーハンプトンでリーグ戦17得点6アシストを挙げてプレミアリーグ昇格の立役者に。2018/19シーズンからは完全移籍となり、主力として大活躍を披露した。

　2020/21シーズンはプレミアリーグ王者のリバプールへステップアップ。前線の幅広いポジションをこなして序盤戦から救世主的な活躍を披露していたが、リーグ戦9試合出場5得点を記録していたタイミングでひざを負傷してしまった。もし万全の状態で活躍を続けていれば、リバプールはもっと勝ち星を多く拾えていたはずだ。

【了】