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20/21シーズン最高額移籍は誰だ? サッカー移籍金ランキング11~15位。リバプールの救世主だったはずの男とは…

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

14位:ポルトガルが輩出した超逸材

ファビオ・シウバ
【写真:Getty Images】

FW:ファビオ・シウバ(U-19ポルトガル代表)
生年月日:2002年7月19日(18歳)
所属クラブ:ポルト→ウォルバーハンプトン
移籍日:2020年9月5日(当時18歳)
移籍金:4000万ユーロ(約48億円)
初年度のリーグ戦成績:14試合出場/2得点0アシスト

 17歳でポルトのトップチームに正式昇格したストライカーの超逸材だ。プロとして挑んだ初年度の2019/20シーズンはリーグ戦12試合に出場して1得点にとどまり、終盤戦にかけて徐々に出場機会が減っていってしまった。

 それでもポテンシャルに対する評価は高く、常にビッグクラブが熱視線を送っていた。一方で財政に問題を抱えていたポルトは選手の売却を迫られ、ファビオ・シウバも放出せざるを得なかった。最終的には4000万ユーロ(約48億円)という高額な移籍金を提示してきたウォルバーハンプトンに売却された。

 初挑戦のプレミアリーグではさすがにハードルが高かったか、出場機会は限定的。エースのラウール・ヒメネスが離脱したが、代役を完璧に務めることはできていない。それでもすでに2得点を挙げていて潜在能力は折り紙つき。身体的なポテンシャルも高く、今後大きな飛躍が期待される。

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