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20/21シーズン最高額移籍は誰だ? サッカー移籍金ランキング11~15位。リバプールの救世主だったはずの男とは…

主に夏と冬の2回に渡って選手の移籍市場が開き、選手の移籍に伴って毎年のように巨額の移籍金が動いている。今回フットボールチャンネル編集部は、20/21シーズンに高額な移籍金で移籍した選手をランキング形式で紹介する。※移籍金はデータサイト『transfermarkt』を参照、成績は1月28日時点、金額は現在のレートで統一

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

15位:マンUで苦しむオランダ代表MF

ドニー・ファン・デ・ベーク
【写真:Getty Images】

MF:ドニー・ファン・デ・ベーク(オランダ代表)
生年月日:1997年4月18日(23歳)
所属クラブ:アヤックス→マンチェスター・ユナイテッド
移籍日:2020年9月2日(当時23歳)
移籍金:4000万ユーロ(約48億円)
初年度のリーグ戦成績:11試合出場/1得点0アシスト


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 アヤックスで台頭し、多くのビッグクラブから関心を寄せられていたオランダ代表MFはマンチェスター・ユナイテッド移籍を決断した。4000万ユーロ(約48億円)という高額な移籍金に加え、1年延長オプションの付いた5年契約という点からも期待の大きさがうかがえる。

 しかし、中盤のキーマンになりうると言われながら、プレミアリーグ初挑戦の2020/21シーズンは出場機会の確保に苦しんでいる。リーグ戦出場は現時点で11試合にとどまっており、そのうち先発起用されたのは2試合だけ。フル出場も一度しかない。競争相手がブルーノ・フェルナンデスやポール・ポグバといった実力者たちだったのも影響しているかもしれないが、本領発揮に至っていないのは確かだ。

 ユナイテッド移籍にあたり、背番号はアヤックスの下部組織時代からの同期、アブドゥルハーク・ヌーリがトップチームで着けていた「34」を選んでいる。同選手は2017年7月のプレシーズンマッチ中に不整脈を発症して倒れ、脳の損傷を負って約2年8ヶ月後の2020年3月下旬まで昏睡状態に陥っていた。現在は事実上の引退状態となり闘病生活を続けている。

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