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19/20年最高額移籍は誰だった? サッカー選手移籍金ランキング6~10位。クラブ史上最高額ながら苦戦する男たち…

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

9位:セリエAで大暴れ

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【写真:Getty Images】

FW:ロメル・ルカク(ベルギー代表)
生年月日:1993年5月13日(27歳)
所属クラブ:マンチェスター・ユナイテッド→インテル
移籍日:2019年8月8日(当時26歳)
移籍金:7400万ユーロ(約89億円)
19/20リーグ戦成績:36試合出場/23得点2アシスト

 インテルがクラブレコードとなる7400万ユーロ(約89億円)の移籍金で獲得したロメル・ルカクは、セリエAの舞台で大暴れしている。1年目の昨季はチームが惜しくも優勝を逃したものの、自身はエバートン時代のキャリアハイに迫る23得点をマーク。今季もここまで12得点を挙げている。

 アンデルレヒトの下部組織で育ち、2011年8月に1500万ユーロ(約18億円)の移籍金でチェルシーに移籍した。チェルシーでは出番をなかなか得られなかったが、期限付き移籍したウェストブロムで台頭。エバートンでは4シーズンで68得点を挙げ、17年夏に8470万ユーロ(約102億円)の移籍金でマンチェスター・ユナイテッド加入している。

 身長194cmの体躯に備えるパワーとスピードで、対峙するDFを困難に陥れる。インテルではラウタロ・マルティネスと抜群の連係を見せ、アントニオ・コンテ監督からの信頼もゲット。指揮官は「今や別格だね。私は彼のことを荒削りなダイヤモンドだと思っていたが、今ではすっかり壁を打ち破った」と成長を認めている。

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