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18/19年最高額移籍は誰だった? サッカー選手移籍金ランキング1~5位。世界に衝撃を与えたビッグディールとは

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

4位:アトレティコ3年目でようやく実力発揮?

トマ・レマル
【写真:Getty Images】

MF:トマ・レマル(フランス代表)
生年月日:1995年11月12日(25歳)
所属クラブ:モナコ→アトレティコ・マドリード
移籍日:2018年7月1日(当時22歳)
移籍金:7200万ユーロ(約86億円)
初年度のリーグ戦成績:31試合出場/2得点3アシスト

 カーンでプロデビューを果たし、2015年の夏にモナコへ移籍。同クラブでは加入1年目から主力として活躍し、2017/18シーズンにはキリアン・ムバッペらと共にリーグ制覇に貢献していた。また、2018年のロシアワールドカップ・フランス代表メンバーにも選出され、大会優勝を経験している。

 こうして評価を高め、一躍注目の的となったトマ・レマルは、2018年夏にアトレティコ・マドリードへ加入。移籍金は当時のアトレティコ史上最高額となる7200万ユーロ(約86億円)となっていた。なお、移籍決定時に同選手は「自分の決断に満足しているよ」とコメントを残している。

 しかし、フランス代表アタッカーはチームスタイルへの適応などに時間がかかり、モナコ時代のような怖さが半減。足元の技術はあるが肝心な結果を残せず、昨季は攻撃的選手として屈辱的な公式戦ノーゴールに終わっている。在籍3年目の今季は本来の実力を発揮できつつあるが…果たして。

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