フットボールチャンネル

18/19年最高額移籍は誰だった? サッカー選手移籍金ランキング1~5位。世界に衝撃を与えたビッグディールとは

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

3位:世界最高額からベンチ要員へ

ケパ・アリサバラガ
【写真:Getty Images】

GK:ケパ・アリサバラガ(スペイン代表)
生年月日:1994年10月3日(26歳)
所属クラブ:アスレティック・ビルバオ→チェルシー
移籍日:2018年8月8日(当時23歳)
移籍金:8000万ユーロ(約96億円)
初年度のリーグ戦成績:36試合出場/39失点

 2018年の夏、チェルシーはバタバタしていた。レアル・マドリードへの移籍がほぼ確実視されていたGKティボー・クルトワの後継者を、市場閉幕ギリギリまで探していたからだ。当時はジャンルイジ・ドンナルンマやカスパー・シュマイケルなど、多くの新守護神候補の名がリストに挙がっていた。

 そんな中、チェルシーはスペインで評価を高めていたケパ・アリサバラガの獲得を決断。当時同選手の市場価値は2000万ユーロ(約24億円)だったが、クラブは8000万ユーロ(約96億円)の移籍金を費やしている。これは、同年にリバプールへ移籍したアリソンを抜き、GK史上最高額となっている。

 晴れてビッグクラブの一員となったケパは、加入初年度こそまずまずのパフォーマンスを披露。しかし、昨季から失点に直結するようなミスが頻繁に起き、評価を落とすようになった。そして今季は、エドゥアール・メンディが加入したことで完全にベンチが定位置に。正念場を迎えている。

1 2 3 4 5

KANZENからのお知らせ

scroll top