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香川真司、ギリシャデビュー戦を地元紙が称賛。「ピッチ上の教師」、「PAOKを助ける」

text by 編集部 photo by Getty Images

香川真司
【写真:Getty Images】

 キペロ・エラーダス(ギリシャ杯)6回戦2ndレグ、AEL対PAOKテッサロニキが現地時間3日に行われた。PAOKが2-1の勝利を収めた。

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 先月27日にPAOKへ加入したMF香川真司がベンチ入りし、63分からの途中出場を果たした。約6ヶ月ぶりの実戦復帰でギリシャデビューを果たした。ギリシャデビューの香川を地元紙『Sportime』が称えている。

 2点を先行したPAOKは39分に1点を返されるも、リードを守りきり2-1の勝利。2戦合計7-1でベスト8進出を決めた。

 香川は81分、味方とのパス交換でボールをキープすると、ペナルティエリア手前の左で切り返しから右足のシュート。しかし、これはクロスバーの遥か上に外れた。

 さらに後半AT、ペナルティエリア手前の右でボールを受けると、ツィガラスにスルーパス。香川がツィガラスからリターンを受け、右足のシュート。だが、相手GKのセーブに阻まれた。途中出場で積極的にゴールを狙った香川だったが、初ゴールはお預けとなった。

 3日付の同メディアはデビューの香川について「香川はピッチ上の教師だ」と題し、「デビュー戦でクォリティーを見せた。彼は顔をあげ、チームメイトに教授しチームを試合に導きながら、ボールを足下におさめていた」と評価している。

 さらに4日付の同メディアは「数十分だったが、ドルトムントのユニフォームを着ていた時に愛された選手としてのいくつかの要素をもたらすのに十分だった。この日本人はPAOKを多くの面で助けるだろう」
としている。

 PAOKは7日にアポロン・スミルニと対戦する予定。この試合での香川の初スタメン、初ゴールにも期待したい。

【了】

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