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復帰戦決勝弾のアペルカンプ真大を地元紙絶賛「チームに欠かせない存在」

text by 編集部 photo by Getty Images

アペルカンプ真大
【写真:Getty Images】

 負傷からの復帰を果たしたハノーファー戦で貴重な決勝ゴールを挙げてフォルトゥナ・デュッセルドルフの勝利に貢献したMFアペルカンプ真大。地元紙『ライニッシュ・ポスト』は22日付記事で、同選手がチームにとって非常に重要な存在であることを強調している。

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 1月のグロイター・フュルト戦で負傷して4試合を欠場していたアペルカンプだが、ハノーファー戦でベンチに復帰を果たすと58分から交代出場。76分には決勝点となるチームの3点目を記録し、デュッセルドルフにとって6試合ぶりとなる貴重な白星をもたらした。

 この試合でのパフォーマンスについて地元紙は、「デュッセルドルフにとっていかに価値ある選手であるかよく分かった」と絶賛。得点を含めた攻撃面だけでなく守備のサポートも「模範的」だったと称えた。

 今季トップチームデビューを飾ったばかりの若手MFだが、「わずかな時間で希望の担い手に成長した」「デュッセルドルフに欠かせない存在になった」と評されている。周囲からの期待もプレッシャーも高まり、ウーヴェ・レスラー監督は「若い選手に重荷を背負わせるべきではない」と警鐘も鳴らしている。

「ピッチに戻ってこれたことがすごく嬉しいですし、ホームで大事な勝利を挙げられたことも嬉しいです」と地元紙はアペルカンプの試合後のコメントも伝えた。ゴールを決めた後に手でハートの形を作ったパフォーマンスについては、「日本から毎日応援してくれている母親のため」と説明している。

 次節のハイデンハイム戦では同じポジションの選手の出場停止もあり、先発復帰の可能性も高いと予想。まだコンディションは万全ではなく監督がリスクを冒さないことも考えられるが、先発で主力選手としてプレーできる力はすでに示したと評価されている。

【了】

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