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誰も責められない…。泥沼6連敗のボルシアMG、主将が犯した4年半ぶりのミスとは?

text by 編集部 photo by Getty Images
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【写真:Getty Images】

【アウグスブルク 3-1 ボルシア・メンヒェングラートバッハ ブンデスリーガ第25節】

 ブンデスリーガ第25節、アウグスブルク対ボルシア・メンヒェングラートバッハが現地時間12日に行われ、3-1でアウグスブルクが勝利している。

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 この試合で最初に決定機を迎えたのはボルシアMG。ペナルティエリア内でマルクス・テュラムが倒されてPKを獲得した。しかし、ラース・シュティンドルのキックは左に逸れ、ボルシアMGは先制のチャンスを逃している。

 試合はスコアレスで前半を終えたが、後半にアウグスブルクが3得点を決める。1得点に留まったボルシアMGは公式戦の連敗が6に伸び、暫定順位は10位まで落ちている。

 ボルシアMGにとっては、PK失敗が大きく響いた。データサイト『transfermarkt』によると、シュティンドルは今季のブンデスリーガで5本のPKをすべて成功させており、これが今季初の失敗だった。

 シュティンドルが最後にPKを失敗したのは今からおよそ4年半も前のこと。2016年10月15日に行われたハンブルガー戦で、シュティンドルのキックはクロスバーを叩いている。一時はトルガン・アザールにキッカーを譲った時期もあったが、アザールの退団とともに再びキッカーを務めるようになった。

 昨季も公式戦で3度すべてを成功している。久々のPK失敗だったが、タイミングが悪かった。しかし、これまで成功しつづけてきたことを考えれば、シュティンドルのキックミスを誰も責めることはできない。

 先月15日にマルコ・ローゼ監督の今季限りでの退任が発表され、チームはそこから6連敗。長くキャプテンを務めるシュティンドルも、その悪い流れを変えることはできなかった。

【了】

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