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原口元気、ハノーファー残留の可能性も消えず? 引く手あまたと噂も…現地メディアが指摘

text by 編集部 photo by Getty Images

原口元気
【写真:Getty Images】

 ハノーファーのMF原口元気は、今夏の移籍が噂になっている。ただ、ハノーファーもまだ希望は捨てていないようだ。ドイツ『Sportbuzzer』が現地時間17日に伝えた。

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 原口はハノーファーとの契約が今季いっぱいで満了。チームで定位置を確保しているが、契約延長は難しいと言われている。理由は年俸だ。

 原口は現在、ハノーファーで120万ユーロ(約1億5500万円)ほどの年俸を受け取っている。ただ、新型コロナウイルスの影響も響き、どのクラブも財政難。ハノーファーは年俸の上限を40万ユーロ(約5200万円)に設定したと報じられている。

 財政難はハノーファーに限らない。2部の給与水準はどのクラブも大差なく、ドイツ2部で原口の給料を支払えるクラブはないという。そのため、ハノーファーは原口の放出に向かっており、シャルケやフランクフルト、ケルン、ヘルタ・ベルリンといったクラブからの関心が報じられている。

 ただ、同メディアによると、ハノーファーは原口の残留を完全に諦めたわけではない。そのためには大幅減額での契約更新が絶対条件だが、原口自身がプロとしてのキャリアとは関係なく、ハノーファーにとどまることを希望しているという。これはクラブにとって朗報で、残留の望みを感じている様子だ。

【了】

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