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代表 3年前

韓国代表、日韓戦予想スタメン全選手紹介&フォーメーション。アジア王者の主力ずらり…イ・ガンインの起用法は?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF

チョン・ウヨン
【写真:Getty Images】

チョン・ウヨン(アル・サッド/カタール)
生年月日:1989年12月14日(31歳)
韓国代表通算成績:51試合出場/3得点5アシスト

 かつて京都サンガF.C.やジュビロ磐田、ヴィッセル神戸でもプレーした元Jリーガー。現在はカタールのアル・サッドで、シャビ監督に主力として重用されている。2012年にはロンドン五輪で韓国の銅メダル獲得に貢献した。

 A代表デビューは神戸時代の2015年8月で、以降は常に重要メンバーの1人としてチームを引っ張ってきた。中盤の底にどっしり構えて砦役を担い、卓越したフィジカル能力を武器に大きな存在感を発揮する。パウロ・ベント監督就任後はセンターバックとして起用された試合もあったが、今回のメンバー構成を考えれば中盤アンカー起用が濃厚だ。

い・ドンギョン
【写真:Getty Images】

イ・ドンギョン(蔚山現代FC)
生年月日:1997年9月20日(23歳)
韓国代表通算成績:2試合出場/0得点0アシスト

 当初は東京五輪に向けたU-23代表合宿に招集されていたが、中盤に不参加選手が増えたことで急きょA代表に追加招集された。2019年にA代表デビューを飾った際は“サプライズ選出”と言われていたが、今回の日韓戦は定着に向けた大きなチャンスになりそうだ。

 現在のパウロ・ベント監督率いる韓国代表には中盤の中央を主戦場とする選手が少なく、A代表初先発の可能性は十分にある。右ウィングでもプレーできるテクニカルかつ攻撃的な特徴が際立つ選手で、蔚山現代ではインサイドハーフ起用が多い。韓国代表が4-3-3を採用するならクラブと同じような役割でプレーすることになるだろう。

ナム・テヒ
【写真:Getty Images】

ナム・テヒ(アル・サッド/カタール)
生年月日:1991年7月3日(29歳)
韓国代表通算成績:49試合出場/6得点2アシスト

 フランスでプロデビューを飾り、2012年からはカタールでプレーし続けてきた。韓国国内でのプロ経験がない珍しいキャリアを歩んできた実力者だ。2011年2月にA代表デビューを飾り、同年8月の日韓戦にも終盤から途中出場していた。

 不思議とワールドカップに縁がなく、これまで一度も最終メンバーに選ばれたことはない。それでも今回の韓国代表メンバーの中では実績・実力ともに屈指のアタッカーで、攻撃の中心を担うことになるはず。日韓戦では背番号10を託された。

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